糸球体が壊れていくことで、ゆっくりと自覚症状のないままに腎臓の働きが徐々に低下していく病気です。そのことにより、脳卒中・心筋梗塞・心不全などさまざまな合併症状が出現します。
日本における20歳以上の8人に1人(1300万人)が当てはまる「新たな国民病」として注目されています!
糸球体が壊れていくことで、ゆっくりと自覚症状のないままに腎臓の働きが徐々に低下していく病気です。そのことにより、脳卒中・心筋梗塞・心不全などさまざまな合併症状が出現します。
日本における20歳以上の8人に1人(1300万人)が当てはまる「新たな国民病」として注目されています!
定期的に健康診断を受け、血液・尿検査や血圧のコントロールをすることが必要です。
●タンパク尿
腎臓に障害があると、血液中のタンパク質が尿中に漏れ出します。
尿中のタンパク量を、測定する事で腎臓の状態を検査します。
特にタンパク陽性の方は要注意です!
●血清クレアチニン(値)
血清クレアチニンとは、血液中にある老廃物の一種です。
本来であれば、尿中に排出されますが、腎臓の働きが悪くなると尿中に排泄されず血液中に溜まっていきます。その為、血清クレアチニン値が高いということは腎臓の濾過や排泄がうまくいっていないと判断できます。
●eGFRとは
CKD(慢性腎臓病)は重症度に応じてステージ1〜5の5段階に分けられています。
その指標となるのが、推算糸球体濾過量(eGFR)です。
さまざまな身体症状が出現します。
(貧血)立ち眩みや貧血が起こる頻度が多い
(息切れ)少し早歩きをしただけで息が切れる
(倦怠感)疲れやすく体がだるい
(むくみ)靴下の痕が付く
これらの症状が自覚されるときにはすでにCDK(慢性腎臓病)がかなり進行している場合が多いと言われています。
定期的な尿検査をお勧めします。
CKD(慢性腎不全)が進行し、腎不全の状態になると体内の老廃物が除去できなくなり、腎代替療法が必要になります。治療手段として、「血液透析・腹膜透析・腎移植」があります。
当院では、血液透析と腹膜透析を行っています。外来では主に腹膜透析の管理を行っています。